殿中でゴザルよ殿。

2005年12月14日 TV
今日は討ち入りの日。
歴史好きにはたまりません。うへへ。
NHKでやってた特別番組、朝から楽しみだったのです。
バッチリ観ましたとも。
討ち入り組みVS不参加組がテーマでした。
理想VS現実、みたいな。
どちらを支持するか、視聴者投票出来る仕組み。
携帯しかないので私は参加出来ませんでしたよ。
結果はですね、始終討ち入り組支持が多かったです。
ちょっと意外でした。
いや、私も討ち入り組支持ですが。

寧ろ松平さんに一票。

それは兎も角。
討ち入り、現代の感覚で是非を決めるべきではないんだろうな、
と思いますが。
判断するの、難しいよな。うん。難しい難しい。
やってる事は人殺しですからね。
今の感覚で言えば、決して褒められた事じゃないですよ、結果だけ見れば。
しかも吉良、実は優秀な良い人らしいじゃないですか。
地元で大人気。
とは言え喧嘩両成敗、と言う理念が根本にあった時代ですから、
妥当と言えば妥当。
結果として、本人死亡、領地没収、お家断絶、という
浅野家と同じ状況に追いやることが出来たわけですから。
47人も多く死にましたけどネ。殉死?
で、不参加組も、それはそれで有りかと。
何を第一に考えるかは、人それぞれ違いますし。
価値観の違いかなって、思います。

私が家臣の一人だったら、如何してたかなーって考えたんですが。
浅野家がどんなんか分からないので、何とも言えない。
でも、少なくとも討ち入りした47人にとっては、
浅野家は殉じるに値する職場だったんじゃないかと思います。
勢いで乗った人も居るかもしれませんが。集団心理。

詰まる所、何が悪いって、
幕府じゃね?
刃傷事件は、取り潰す為には持って来いの口実に過ぎなくて。
あっという間に切腹させられちゃったしね、浅野さん。
や、完全に悪いわけじゃないですけど。大変だったんだものね。
財政問題とか。
いつの時代も何かと問題あるのね、政府って。

しかし理想と現実ってそんなに相容れないモノなのか。
理想がなきゃ現実なんて存在し得ないと思うのだけど。
理想を理想に留めておくのは、妥協の結果じゃないのかね。
まあ、モノにもよるけどさー。

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